今日のロゼット学園は何かとそわそわしいですね。
今日は2月14日、好きな人にプレゼントや手紙をあげて、互いの愛を確認する楽しいバレンタインデーです。そう思うだけでも心が暖まりますね。
ロゼット学園の皆には待ちに待ったバレンタインデーです。
特に、バレンタインデーはロゼット学園の皆には何よりも大切な日みたいですよ。
この日は校長の「ロゼットブラウン」先生の誕生日だからです。
結構前からロゼットでは、2月14日になると、校長先生の誕生日を記念して、盛大ではないけど、とてもスペシャルなパーティーを開いています。
ロゼットならではの小さな祭りとも言えますか。それで、ロゼット学園の皆は、この日をバレンタインデーではなく、校長先生への愛を込めて「ロゼットブラウンデー」と読んでいます。
この日、生徒皆はまるで一つの儀式のようにチョコレート色の制服を着ます。
一年に一回だけ着られる特別な制服なので、この日が来るのを待つ友達をいるほどです。
私もその一人なんですげどね。(笑)
今日はバラ館(ローズハウス)を開放して、家族や友達を招待できる日です。
この日は、前日に皆と一緒に焼いたお菓子やチョコレートを食べながら、
楽しいお茶会を開きます。
茶会が大好きなアルメリアは誰よりも浮かれていたし、マーガレットの焼いたロ―ズ スコーン は大人気でした。
カメリアはいっぱい食べても太らないチョコレートを作りました(カメリアには内緒ですが、味はいまいちでしたね)。
ヴァイオレットはバイオリン演奏を披露し、フィルはきれいな声で詩を聞かせてくれました。
夜には皆ワルツを踊りましたね。
いつになるか分かりませんが、ロゼットブラウンデーにマーガレットと彼氏の踊るワルツも見たいですね。
私もいつか大好きな人とチョコレート色の制服を着て、ローズハウスでワルツを踊りたいです。